警備事業商品開発

人と機械のハイブリッド警備

SINシステム

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CGSコーポレーションは、45年に渡る歴史の中で、現場での経験やノウハウを元に、それぞれの時代のニーズに対応した商品を開発しておりメーカーとしての側面も持っています。その中でも近年の警備現場の主流となっているのが人と警備のハイブリッド商品「SINシステム」です。人材不足が課題となっている警備業界において、警備士の少人数化にも貢献している「SINシステム」をご紹介します。

リモコンでのオペレーションで交通の円滑化と警備士の少人数化を実現

従来の信号システムはタイマー式が主流で、警備士は車両停止位置に設置している信号機まで行き操作することが必要でした。また、タイマー式の信号システムは、通行車両の有無を問わず時間で信号機の切り替えを行うため、円滑な交通規制とはいえない課題をもっていました。
弊社が開発した「SINシステム(無線型遠隔式信号機)」は、人と機械を融合させたハイブリッド型の警備システムです。SINシステムでは、無線操作式の交通信号機を採用しており、現場の警備士は手元のリモコン操作によって交通状況を見ながら信号の切り替えを行います。この方式によって、現場の交通状況の変化に対応することが可能で、交通の円滑化を実現しました。
また、このシステムがもたらす大きなメリットは、警備士の少人数化によるコスト削減です。これまで2名の警備士で対応していた現場も警備士の代わりにSINシステム2台を設置し、両側を視認できる位置で警備士がリモコンでオペレーションすることで、警備士1名での対応が可能となりました。この警備士の少人数化の実現は、警備業界が抱える大きな課題である人材不足の解消にもつながり、全国の警備会社様から大きな反響をいただき普及を続けています。
(警備士の少人数化事例)
◎従来、警備士が4人必要な場所→3人+SINシステムへ
◎従来、警備士が3人必要な場所→2人+SINシステムへ

 

警備士の受傷事故を防止、労働環境の改善と生産性の向上にも貢献

SINシステムでは、車両の停止位置にSINシステムを設置し、警備士は安全な場所で信号操作を行います。そのため、車両の突っ込みなどによる警備士の受傷事故防止に繋がります。また、交通量を確認しながら適切なタイミングで信号操作を行うので、車両の待機時間を最小限にすることが可能で、運転手のストレス軽減と円滑な交通規制を実施できます。
また、通常は警備士が手動で信号操作を行いますが、休憩時等においてはワンタッチで自動モードへ切り替えができるため、従来なかなか休憩がとりづらい現場においても、交代要員を別に必要としないため、警備士の労働環境改善にも繋がります。
また、前述の通り、必要となる警備士を省人化できるため、警備会社にとっては、限られた警備士の人数でより多くの現場に対応することができるとともに、警備士1人当たりの生産性も向上するなど経営面や人材管理面においても大きなメリットがあります。
なお、SINシステムは、警備士が1人でも簡単に設置や撤去が可能となる標準の移動式架台のほか、車両積載用の架台も準備しているため、様々な規制現場に対応することができます。

メッセージボードと信号機の連動も可能

SINシステムの信号機とメッセージボードを専用ケーブルで連動させる事で、青信号時の表示と赤信号時の表示をそれぞれ設定することができます。
メッセージボードの設定はスクロールやアニメーションなど99パターンあります。使用したい文言がない時は専用ソフトでオリジナル文言を作成し、表示させる事もできます。

私たちCGSコーポレーションは、警備会社として歩んできた45年の経験とノウハウを元に、現場の課題解決や環境改善を目指し、専門チームが商品開発を進めるメーカーとしての側面も持っています。「こんな課題を解決してほしい」「こんな商品が欲しい」という声がございましたら、ぜひご相談ください。

 

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