未来戦略事業所SDGs

非常時を想定した防災拠点

BCPセンター

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近年、BCPという言葉に注目が集まっています。BCPは、Business Continue Planning(事業継続計画) の略称です。中小企業庁の「BCP策定運用指針」によると、BCPとは企業が自然災害や大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこととあります。CGSコーポレーションでは、このBCP計画を定め、緊急時における事業継続の拠点として2022年6月にBCPセンターを開設しました。

グループ会社を含めた全社の制服や装備品を保管

我々、警備会社の使命は、地域社会の安全を守り安心を提供することです。何事もない日々の幸せが続く日常の中で、災害は突然やってきます。その中でも大雨や地震などの自然災害は、発生を防ぐことができない、まさに自然の脅威です。災害時の混乱防止などの場面において、私たち警備士は必要とされますが、その際に制服や装備品が足りない状況では、社会の役に立つことができません。
そうした災害時の対応をスムーズに進めるべく開設したのが、BCPセンターです。BCPセンターにはグループ会社を含めた全社の制服や装備品を保管しており、仮に本社を含む各拠点が災害にあったとしても、警備士が必要とされる災害復旧の場面で出動できる体制を整えています。

 

社員や家族だけでなく、地域の皆様にも提供できるように災害備蓄品も準備

また、BCPセンターには、保存水や非常食などのレスキューフードや非常用保温アルミシートなどの災害備蓄品も取り揃えています。これらの災害備蓄品は、CGSコーポレーションの社員や家族だけではなく、地域の皆様にもご提供できるように準備しています。
災害発生時の大きな懸念材料は物資不足です。日が経つにつれて支援物資が届くものの、発生直後は、精神的な負担や生活環境の悪化など不安要素が大きくなる中で、非常食や保温性のあるシートをお配りすることは、少なからずストレスの軽減にもつながると考えています。もちろん準備できる数には限りがあるものの微力ながら弊社にできることを社員一人ひとりが考え、取り組みを行っています。

 

 

随時見直しを行いながら、災害時対策を図ります

現在、BCPセンターに保管している防災備蓄品と装備品は以下の通りです。今後も災害時を想定して随時見直しを行いながら、緊急時対策を行っていきます。
[制服ほか装備品の保管内訳]
●品目/約990種類
●総数量/約34,000点
[防災用品の保管内訳]
●保存水/約1,500本
●非常食/約800食
●カンパン/フレーバー3種類、各800缶
●非常持ち出し袋/約800個
●ブルーシート/①5.4m×7.2m→150個  ②10m×10m→55個

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