警備士の品質を高める大型研修施設
CGSトレーニングセンター
CGSコーポレーションは、創業以来いつの時代も、警備士の品質向上にこだわり安全と安心を提供してきました。そんな私たちの想いが結集して生まれた施設が「CGSトレーニングセンター」です。
2019年12月、山口県岩国市新港町に開設した大型研修施設「CGSトレーニングセンター」は、交通誘導警備や高速道路規制などの警備訓練をはじめ、自社開発商品の実証実験など、様々な用途で活用され、弊社の目指す「安全と安心の提供」に役立っています。
自動車専用レーンを完備した屋外訓練場でリアルな訓練を可能に
総面積7,500㎡を誇る「CGSトレーニングセンター」の大部分を占めるのが、屋外訓練場です。アスファルトで覆われた屋外訓練場は、全長92mの自動車専用レーンを完備しており、交通誘導警備や高速道路規制業務の現場を再現したリアルな訓練を行うことが可能です。
特に、高速道路規制業務は、一歩間違えば大事故にも発展しかねない危険を伴う業務でありながら、これまで実現場に近い訓練を行うことは困難でしたが、この「CGSトレーニングセンター」の開設以降は、新人警備士でも規制開始から終了までの一連の作業を事前に経験することができ、警備士の不安解消や成長スピードの促進、警備の品質向上につながっています。
また、この訓練場は、自社の警備士の研修だけでなく、警備業協会など同業他社の研修施設としても活用したり、他県からの視察受け入れにも対応しており、警備業界全体の品質向上や意見交換の場としても貢献しています。
最大100名を収容可能な研修ルームで各種知識を習得
「CGSトレーニングセンター」内に設置された研修棟の研修ルームは、スクール形式で約70名、椅子のみであれば最大で100名を収容可能な施設です。ここでは、座学によって警備士に必要とされる各種知識の習得や各営業所スタッフが集まる会議などに利用されています。屋外訓練場とも隣接しており、座学で学んだことを、すぐさま実地訓練で体験できることも「CGSトレーニングセンター」の大きな強みです。
また、研修棟の屋上は、展望デッキとなっており、屋外訓練場を一望することができます。ここから、警備訓練の指示を行ったり、お客様を招いての訓練風景の視察などに活用しています。
多彩な独自の教育プログラムで業界をリードする存在へ
社会は急速に進化しており、それに伴ってお客様からのご要望も多岐に渡ります。警備会社には法的に非常に高い様々な要件が課せられており、それらをクリアすることは勿論のこと、社会のニーズにお応えし、一人ひとりのウォンツを引き出せるプロフェッショナルを育成するために、当社独自のプログラムによる教育体制を整え、研鑽しています。
弊社が誇る特別警備隊「ACE」の検定(年1回)や研修(年3回)もこの「CGSトレーニングセンター」で行っています。
ACEとは、All Creation for the Earthの頭文字から命名されており、800名を超える警備士の中から選抜されたトップ集団です。
彼らは高い技術力と専門知識を持ち、更には教育指導者としてのスキルを身につけるための厳しい訓練を受け続けます。CGSコーポレーションの現場力は彼らの努力と工夫によって作り出されており、ACE隊員の指導によって、日々の様々な現場での業務が安全に行われています。